神々の座 【ネパールの旅3】
【コース】《三日目》ホテル〜バス〜トォーラコットハイキング〜バス〜中華料理昼食〜ポカラ市内観光〜ポカラ・ポカラ・グランデ泊
《四日目》ホテル〜バス〜ワールドピース・パコタの丘ハイキング朝日鑑賞〜ホテル朝食〜バス〜ポカラ空港(9:10)〜イエティ航空NYT675便〜(9:40)カトマンズ〜バクタブル〜コンチネンタル料理昼食〜世界遺産古都バクタブル観光〜バス〜ナガルコット・クラブ ヒマラヤ リゾート泊
(写真にマウスONで説明です)
ポカラのセティ川へ向う オールドバザール ネワール族
【平成23年2月28日(月)】【ポカラ】カトマンズから西に20キロ離れペワ湖とアンナプル連峰の展望の地でヒマラヤに端を発する渓谷が開いた緑豊かな標高800mの盆地です。バナナが植えられなど亜熱帯らしい雰囲気ですがここから8000m級のヒマラヤがすぐ近くに仰ぎみられます。ポカラのまちは元々北のチベットと南のインドを結ぶ交易路にあったバザールでした。
午後からはポカラの市内観光です。バスでまずセティ川を見てから昔賑わっていたオールドバザールを歩きました。ネワール族のきれいな衣装をまとった女性2人が座っています。ガイドさんがその2人と話された後お宅内を訪問出きる事になりました。薄暗中を進むと裏庭で男性が水浴び中でした。2階に上がると整った台所など生活のようすがみられますがいたってシンプルです。見せていただきありがとうございました。
セティ渓谷入り口 難民の人々 機織 絨毯
次に見学のパタレチャンゴは今は水量が少ないが雨季にはものすごい水量で侵食によって作られた地形。それからチベット難民が生活する地域へ向かい絨毯など作られる織物工場?見学でした。
国際山岳博物館 入り口への道 館内
市内見学後ホテルに戻り午後3時ごろから自由行動なので国際山岳博物館へ行きました。ここは旅前事前に調べててました。午前中ツアー同行者の高嶋さんが見学されていましたのでツアーの女性群5人を道案内をして下さいました。徒歩20分ほどかかりました。アンナプルナ連山やダウラギリ・マナスル三山を望みヒマラヤ登山の歴史を知ることができます。入場料300ルピー。
館内のエベレスト写真
館内に展示してあったエベレストの写真です。まじかのようです。迫力ありますね。
ヒラリーの遺品 マナスル初登頂 マチャプチャレの模型に登る 広い敷地で
登山関係では英国によるエベレスト遠征の1920年代から1953年の初登頂の写真やマナスル初登頂者の故今西壽雄氏の多くの登山用品を展示したマナスルコーナー・エベレストに女性で始めて登頂した田部井淳子さんの装備展など。2階からはガラス越しにヒマラヤの展望ができます。他にもヒマラヤの成り立ちや自然に関する資料が展示され見所が多い。敷地内芝生にあるマチャペチェレの模型山に登ったり売店もみました。
売店 少年
閉館は5時でホテルに戻る道ではネパールの人々の生活が少し見られたようです。道端で粉物の器にスープを入れて販売それを食べている少年です。
ホテルから夕日が当たる山々
ホテルのバルコニーからの夕焼けですが少し焼け方が少ないようです。ですがダウラギリからアンナプルナ・マナスルと大展望はそれは見事です。
マチャプチャレをまじかに 勇士 気持ちよさそう
私たちが国際山岳博物館へ出かけている間にツアー同行者のNさんたち2人はMotor Hang Gliderで鳥のように大空を飛んでヒマラヤを眺められました。私も飛んでみたかったですが怖いですね。(写真はNさん提供)
パコタの丘 朝日が差す 銅像とマチャプチャレ
【平成23年3月1日(火)】ポカラに連泊はのんびりします。暗い内にホテルを出発してワールドピース・パコタの丘ハイキングで朝日鑑賞に出かけます。星が輝き南の空にさそり座のような気がするのですが。。。ヘッドランプの明かりで登山道を50分ほど登ると1113mの日本寺妙法寺到着頃ようやく薄明るくなってきました。ペワ湖遊覧で南の丘に見えていた白い建物です。朝日を待ちますが雲も多い。「あけぼの印」の缶のような朝日ですね。
ペワ湖とマチャプチャレを望む野掛け 登山道で見かけた少女 下山からみたパコタ 下山で見えた登山道入り口
ペワ湖や山が美しい。下山途中で籠を背負う少女に出会いました。下山でようやく真っ暗で見えなかった標識を確認です。
パコタの丘からペワ湖と山々を一望
パコタの丘からペワ湖と山々を一望です。
ポカラ空港 空港2階からの眺め 飛行機に乗り込む 機内の窓から見る山々
パコタの丘から戻りホテルで朝食べ後ポカラ空港へ向います。搭乗手続きをして時間があるので2階の展望台から最後のポカラから見るヒマラヤの山々を名残惜しく見つめました。9時10分イエティ航空でポカラを飛び立ちカトマンズへ30分のフライトです。
ポカラ空港からカトマンズ空港へのフライト動画
バクタプル入り口あたり ? 国立美術館入り口
カトマンズ空港からバスで東の今夜の宿ナガルコットに向いますがその途中の町世界遺産のバクタプル市内観光です。
【バクタプル】15世紀から18世紀に掛けてマッタ王朝時代に3王国の首都の一つとして栄えたネワール族の古都・世界遺産です。カトマンズから東に12キロ。町入り口で一人文化財保護基金750Rsをガイドさんが払いました。
タルバータ広場 タルバータ広場 55窓の宮殿
ダルバール広場の旧王宮にはネワール建築の傑作彫刻が並ぶ
黄金の門 旧王の沐浴場 焼き物広場 店先で
路地を歩く 路地を歩く 路地を歩く 曼荼羅の仏画を描く
路地は楽しい。ネパールのお土産や曼荼羅などの仏画を描くお店などさまざまです。
ニャタポラ寺院 孔雀の窓 ダッタトラヤ寺院
孔雀の窓
トウマディー広場には18世紀初め建てられたニャタポラ寺院があり高さ30mとカトマンズ盆地で一番高い。路地に入るとかっては僧院だった15世紀の建物で孔雀の窓がネワール彫刻の最高傑作とされる見事な彫刻が見られる。さらに進み一番古い町並みが残る タチュバル広場の中央ダッタトラヤ寺院を望むレストラン2階で昼食です。
ナガルコットのクラブ ヒマラヤリゾート 私たちの部屋 部屋内
パクタブル観光後さらに東へナガルコットへバスに揺られること1時間ほどでホテルに到着です。2200mの丘に立つリゾートホテルの様相の素敵なホテルです。私たちのルームナンバーはヒマラヤの高峰/カンチェンジュンガ山群怪峰ジャヌーJannu 7710mでネパールらしい室内です。
ナガルコットの夕焼け
3階の展望台から夕焼けです。肉眼では西に三角の山ランタンリルンや東に目を移すとガンチェンポなどかすかに見えました。
ホテル屋上 エベレストビールと夕食 演奏
とにかくのんびりします。地球上の別世界のようです。ホテル夕食時の民族楽器での演奏動画  Resham Firiri の演奏この曲はネパールのあちこちで聞こえてきたなじみのあるメロディです。
日の出前 ヒマラヤからの日の出
【平成23年3月2日(水)】夜中寝られなくて部屋のベランダへ出て見上げると満点の星空です。 北斗七星やオリオン座は確認できました。しばらく星を眺めていると流れ星が一つ。。そして二つ目続いて3つ目と見られ幸せ気分に浸りました。6時半ごろヒマラヤの山々からの美しい日の出です。見えませんが方角的にはエベレストの山がある辺りからの日の出のようです。寒くはありません。
ドルチェラクバ ガウリシャンカル?
美しい日の出なのでモルゲンロードを期待しましたが山々はもやの中です。それでもガンチェンポやドルチェラクバ(6975m)プルヒ・チッツ(5970m)やガウリシャンカル(7145m)を望めました。ヒマラヤの展望が広がるビューポイントのナガルコットです。
ラリグラスと野掛け ラリグラス 国旗と国花 ラリグラス
一人でホテル内の広い敷地を散策しました。ショップの先にレストランがありその手前に赤い花ラリグラスが咲いています。ネパールの国の花で日本のしゃくなげです。ネパール国内中満開はもう少し先のようですがここはたくさん咲いていて見られてよかった。ホテルのフロントには此花と国旗で飾られていました。
ナガルコットのバザール ホテル展望台からヒマラヤを望む野掛け
敷地内のショップでエベレストのパノラマ写真など購入したり3人でバザール方面に散策です。だいぶん丘を登ったところで少年たちが竹やロープで道をふさいでいるのです。何箇所かは通してくれましたが丘上手前の少年はどうしても通してくれません。横を廻って通ろうとしても拒否されます。5ルピー払うように言われました。私たちはテッキリ子供のイタズラだと思いそこから引き返したのですが。。。。その後ガイドさんに説明を受けてこの事情がわかったのです。
通せんぼ 村人たち 車窓から
その訳とは。。。バスで今度はナガルコットからカトマンズへ向いますが今日はシヴァ・ラートリー(シヴァ神の夜)で子供たちが手に手に縄や竹を持ち通せんぼをして夜のパーティー用にお小遣いやおやつをゲットしているのです。ガイドさんの説明で事情が飲み込めました。朝の散策でその事が判っていれば。。。バスがホテルから出発してまもなく何箇所も停車してはコインやお菓子を子供たちに投げているのです。そうするとゲートが開き先に進めるのです。曲がりくねった道を揺られながら下っていきます。カトマンズ市内に入るとようやく随一の高速道路です。
ホコリっぽくマスクをして歩く 美味しいそば パタン市内に入る
街中はホコリっぽくマスクをして歩きました。カトマンズ市内に入り昼食は日本料理「ヒマラヤソバ処」の蕎麦です。戸隠で修行したネパール人のお店でざる蕎麦とても美味しいでした。追加のお代わりもしましたよ。そして今夜の宿泊ホテル前を通り20分の世界遺産パタン市内観光に向います。
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