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              【2009年 富士登山】    (2009/08/25〜2009/08/27)
1988年に息子たちが小学生の頃富士登山をして以来です。最高峰の剣が峰へはその時は行けませんでした。3776mの日本最高峰を還暦の年に登頂したいとの思いで学生時代のワンゲル仲間と登りましたがなかなかしんどくキツイ登山でした。河口湖側富士スバルライン五合目からスタートです。リュックは8s程度です。
【一日目】五合目(17:45)〜富士安全指導センター(18:30)〜(20:30)七合目・花小屋(泊)吉田ルートを歩きます。標高2700mの一番下の山小屋泊です大きなヤカンが特徴で畳一枚に2人の寝床は昔よりも綺麗ですがそれでも寝られませんね。
【ニ日目】2時間ほどは寝られたかな。。。外に出るともう少しで日の出なんですが雲が覆ってきました。
七合目・花小屋(5:30)〜鳥居荘2900m(6:40)〜太子館3100m(8:10)〜白雲荘3200m(9:35)〜元祖室3250m(10:00)〜本八合目・富士ホテル3400m(10:35)〜御来光館3450m(11:20)〜九合目3600m(12:00)〜(12:50)久須志神社3740m(13:40)〜お鉢巡り〜浅間大社奥社(14:10)〜剣が峰3776m(14:40)〜久須志神社下山開始・須走りコース〜太子館泊(18:00)
八合目は12度Cです。登りなので長袖一枚で充分は気温です。登山道は混雑無くスムーズに歩くことが出来ユックリユックリを心掛けました。ホタルブクロウやシオガマギクやミヤマオトコヨモギやシロツメグサなど結構花も咲いています。小屋の50mごとの標高がだんだん高度を上げていることを実感しまた励みにもなりました。下山道には大きなトラクターが走っているのには驚きです。狛犬の鳥居をくぐると久須志神社です。以前は此処まで登った記憶が。。。神社で9月に新車購入する為安全祈願のお札を1500円で購入しました。昼食後いよいよお鉢巡りですがこの時点でかなりくたびれていたのです。でも剣が峰には行きたい!!!頑張りましょう!!!時計回りで歩きます。ツララや残雪が見られます。最高峰の剣が峰への最後の登りの馬の背がキツイ!もう足が進まないと思うぐらいでした。二等三角点のある最高峰に転がるように到着です。感動というか。。。ああしんどかった。。が先にたち一休みです。でも記念に何枚も写真を撮りました。へこたれながら無事お鉢巡り終了です。下山は須走りルートです。昔も一番しんどかった事を覚えていますがやはり非常に疲れました。埃っぽくくの字に曲がる道をひたすら下るのです。太子館が見えるころに影富士が雲に映っていました。ズボンの埃をはたいて太子館4Fの寝床へ上がるとシュラフが一人ひとりに置いてありました。夕食のカレーはもっと頂きたいぐらいでした。
【三日目】御来光が見ることが出来そうです。空が赤く染まってきました。5時過ぎからショーの始まりは15分ほど続きました。雲海には南アルプスや八ヶ岳や奥多摩や箱根方面まで見渡せる絶景です。太子館(5:20)〜五合目(8:10)埃っぽい下山道からはそれでも南アルプスの甲斐駒ヶ岳や北岳を望めて嬉しい!横浜方面の街も見られ7合目辺りから東京に住む息子夫婦にメールを送信するとこの朝は久しぶりに富士山が見えたそう。。。とか。。。河口湖や三つ峠や大菩薩峠や山中湖など一望でいつまでも眺めていたい絶景です。
最高峰 剣が峰
【富士山頂 お鉢巡り】富士山頂は中央火口がクレーターのようにへこんでいます。火口の深さは200m以上あります。歩行距離は3キロ。その鉢の渕には最高地点の剣が峰3776mをはじめ八のピークがありこのピークに沿った周回路を囲う中心に回ることを「お鉢めぐり」とよんでいます。このお鉢巡りが今回の富士登山の目的でしたがキツカッタ!!!
吉田ルート下山で5合目あたりから
ようやく須走りコースからスバルライン5合目へ向うコースになって振り返ると富士山が美しかった。富士山は外人の登山者や若者もたくさん登っておりさすが日本一の山ですね。でも写真を見るたびに埃っぽさが甦り私にとっては時々頭痛がおそいしんどい登山でしがが3776mに登頂できてよかった!帰路汗を流した富士休暇村や河口湖畔から眺める富士は美しいでした。やはり眺める山ですねぇ。
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